言わずと知れた新宿駅。一日の平均乗降客数が359万人(一年ではなく一日)でギネス世界記録に認定されている、世界一利用者の多い駅です。たくさんの利用者がいるということは、それだけのたくさんの通路やホームがあるということ。迷いやすいのも当然です。この記事では各改札を紹介していきます(2024年4月現在)。
なお、出口についてはほとんど触れていません。オフィスビルや駅ビルに直結している通路があまりに多く、出口の名前を意識する機会がほとんどないからです(使うとしたら「東口交番前集合」くらいでしょう)。
【2024年4月27日 追記】
新宿駅は再開発に伴い駅全体で工事が行われており、通路が変化したり封鎖されてりすることが増えました。本記事の内容に関わらず、利用する際には十分ご注意ください。
はじめに、新宿駅の基本的なつくりをご紹介します。
新宿駅は鉄道の集合体
・JR(山手線・中央線・湘南新宿ライン・埼京線)
・小田急(小田原線)
・京王(京王線・京王新線)
・東京メトロ(丸ノ内線)
・都営地下鉄(新宿線・大江戸線)
新宿駅は様々な鉄道が集まってできています。鉄道会社・交通局ごとにそれぞれ独自の改札を持っているので、必然的に数も多くなります。2024年4月現在、新宿駅の改札は27ヶ所あります。
他の都市だと「名鉄名古屋駅」だったり「阪神梅田駅」だったり、すぐ隣にあっても駅名で区別されていることがほとんど。新宿のみならず、池袋や渋谷など関東は一つの駅名にまとめる傾向があるので、余計に分かりにくく感じるかもしれません。
ちなみに、西武新宿駅は完全に別の駅扱いです。JRや小田急に乗っていると西武線については案内はありません。
新宿駅は6つのエリアに分かれる
・西口
・東口
・南口
・メトロ通路
・京王新線通路
・西武新宿駅前
新宿駅はこれらの6エリアに分かれています。
新宿駅はエリア全体で案内サインが見直され、見やすく統一されました。ホームや通路にある案内掲示板においても、この6つで表記されていることが多いです。大まかな位置や方向を知るのにとても役立ちます。
【西口】
JR・小田急・京王の改札があります。
西口は東京都庁等の超高層ビルが立ち並ぶエリアの玄関口。通勤時、ビジネスパーソンが同じ方向に向かって整然と歩いていく様子は壮観です。小田急線と京王線は西側にホームがあるため、改札も西側に集中しています。
【東口】
JRの改札があります。
東口は、歌舞伎町や伊勢丹新宿がある新宿三丁目エリアの玄関口。夕方から深夜にかけて、多くの人で賑わいます。「TOHOシネマズ新宿」や「新宿アルタ」と言った商業施設をはじめ、居酒屋やレストランの多くは東口エリアにあるので、待ち合わせに指定される機会が多いです。
【南口】
JR・小田急・京王の改札があります。
南口は、「高島屋タイムズスクエア」や「NEWoMan」といった商業施設、東京都庁があるオフィスエリア、そして巨大バスターミナル「バスタ新宿」といった、様々なエリアへの玄関口です。朝夕はビジネスパーソンが多く、日中帯は大きなキャリーバッグやショップの紙袋を持った行楽客で賑わいます。日や時間によって顔が変わる、他とは少し違ったエリアです。
【メトロ通路】
東京メトロと都営地下鉄の改札があります。
東口付近にある、地下通路です。歌舞伎町や新宿三丁目エリアへのアクセスがよく、地下で直結・直近まで行くことができる施設も多く、地下鉄に乗らずともあえてメトロ通路を通る人は多いです。一方で、慣れている人でも「丸ノ内線にはどう行けばいいですか」と聞かれると、一言では説明しづらい感じの場所にあります。
【京王新線通路エリア】
京王と都営地下鉄の改札があります。
南口付近、甲州街道の真下にある地下通路です。京王線や都営新宿線を使う人以外は訪れる機会の少ない通路ですが、通勤需要は高く常に人の流れがあります。付近にある京王モールは、ファストフードチェーンやカフェといった飲食店が集まる地下街です。手頃な値段の店が多いので、平日休日問わず多くの人で賑わっています。
【西武新宿駅前】
西武新宿線の改札があります。
厳密には「新宿」と「西武新宿」は別の駅扱いですが、事実上同じ駅として案内されていることが多いです。他の路線とは離れた場所にありますが、言うほど離れているわけでもありません。歌舞伎町に最も近い駅です。
西口⇆東口のアクセスついて
東口にある改札はJR線のみです。小田急線や京王線がある西口から東口へ向かうためには「東西自由通路」を通る必要があります。以前は自由通路もなかったので「乗換改札」を通じて、東口へ抜けることができる特例がありました。東西自由通路の完成にあたり、この特例は廃止されていますのでご注意ください。
改札はB3・B1・1・2階にある
エリアと併せて、階層の把握が必要です。
改札はB3・B1・1・2階に、ホームはB7・B5・B2・B1・1Fにあります。出口は何階にあるのか、今自分は何階にいるのか。まさにダンジョンです。
オススメマップ
記事作成に際してあらゆる地図・ホームページを見ましたが、東京都都市整備局が作成した
「新宿ターミナルマップ」が最も見やすいと思います。
新宿エリア全体を網羅している数少ないマップですので、ぜひ見比べながらご覧ください。
各線の改札一覧です。クリック or タップすると飛びます。
●JR
●小田急
●京王
●東京メトロ
●都営地下鉄
●西武
JR東日本のコーポレートカラーは「グリーン」です。改札にもグリーンが使われています。
・山手線
・中央線
・湘南新宿ライン
・埼京線(りんかい線・相鉄線直通)
「JR」とは大きく書いてありますが、逐一路線名は書いていません。これらの路線を利用するときは、JRの改札を通りましょう。
▼ 西口 ▼
①【B1F】西改札
【大きさ】大
【見つけやすさ】◎
【周辺施設】西口地下広場・小田急百貨店・京王百貨店・東京モード学園・東京都庁等
通勤需要の高い改札です。B1Fにあり、新宿住友ビルや東京都庁がある高層ビルエリアを結んでいる、歩行者用地下道と直結しています。そのため、朝夕は通勤客でごった返します。
改良工事が終わり、西改札前の自由通路はとても綺麗で大きくなりました。少し離れても、改札から目の届く範囲でゆったり待つことができます。改札の幅も広く見つけやすい改札です。
少し場所が動いていますが、以前は「西口改札」という名前でした。たまに昔の名前のまま案内されていることがありますが、西口改札=西改札と思ってOKです。
②【B1F】中央西改札
【大きさ】中
【見つけやすさ】○
【周辺施設】小田急西口地下改札・西口地下広場・小田急百貨店等
※6:00〜終電の営業
B1Fにあり、西改札と同じく地下道へと直結しています。
改良工事前は「出口専用」というマニアックな改札でした。そのため、JRの施設はほとんどなく、目の前には小田急線の改札や駅ビルがあります。現在では入場・出場どちらも可能です。
人の流れは比較的落ち着いていて、待ち合わせはしやすいです。
その一方で、日常的に新宿駅を使わない方にはあまり認知されていない改札です。今後は認知度も上がっていくことでしょう。
以前は「中央西口改札」という名前でした。たまに昔の名前のまま案内されていることがありますが、「中央西口改札=中央西改札」と思ってOKです。
③【B1F】中央西改札(京王口)
【大きさ】中
【見つけやすさ】△
【周辺施設】京王線のりかえ口(JR線連絡口)・京王モール・京王百貨店等
B1Fにあり、京王百貨店や京王モールに繋がっています。特に京王モールは朝早くから営業する店が多いので、ビジネスパーソンが列を成している様子をよく見かけます。
筆者的には、新宿駅の改札の中で最も玄人向けな改札だと思います。
まず、「中央西改札」が別にあるにも関わらず「中央西改札(京王口)」というネーミング。
続いて、同じB1Fにあるにも関わらず、一度階段を降ります(小田急線の線路をくぐるため)。
そして、改札直前まで「京王線のりかえ口(JR線連絡口)」と同じ通路なので、初見では「京王線に乗るための通路」にしか見えません。
もし間違って「中央西改札」から出てしまうと、小田急線を避けるようにグルッと駅の中を迂回しないといけません。待ち合わせ場所や改札の名前は、正しく把握しておきましょう。
以前は「中央西口改札(京王口)」という名前でした。たまに昔の名前のまま案内されていることがありますが、「中央西口改札(京王口)=中央西改札(京王口)」と思ってOKです。
【B1F】小田急線のりかえ口(中央地下連絡口)
小田急③【B1F】中央地下連絡口(小田急線のりかえ口)をご覧ください。
▼ 東口 ▼
④【B1F】東改札
【大きさ】大
【見つけやすさ】◎
【周辺施設】東口・LUMINE EST・歌舞伎町・TOHOシネマズ新宿等
行楽需要の高い改札です。B1Fにあり、歌舞伎町方面へ向かうときに最も近い改札です。
改良工事が終わり、東改札前の自由通路はとても広く綺麗になりました。少し離れても、改札から目の届く範囲でゆったり待つことができます。一方で、アフターファイブや土休日はものすごく混雑します。立ち止まって待ち合わせることはできますが、人が多すぎて中々見つけられないのはよくあることです。
場所が少し動いていますが、以前は「東口改札」という名前でした。たまに昔の名前のまま案内されていることがありますが、「東口改札=東改札」と思ってOKです。
⑤【B1F】中央東改札
【大きさ】中
【見つけやすさ】△
【周辺施設】東口・LUMINE EST等
B1Fにあり、東改札と同じく歌舞伎町方面に向かうときに便利な改札です。
改良工事前は、通常の改札としての役割の他に「小田急線と京王線に通り抜けができる」という玄人向けな改札でした。以前は東西自由通路がなかったためです。現在は他の改札と同じく「JR線専用」の改札となっています。それもあってか、改良工事以前よりも混雑が減ったように感じます。
「東改札」と間違えやすい改札ですが、東改札はすぐ近くにあります。間違って出てしまっても、通路に沿って進めば東改札の前にたどり着きます。
以前は「中央東口改札」という名前でした。たまに昔の名前のまま案内されていることがありますが、「中央東口改札=中央東改札」と思ってOKです。
▼ 南口 ▼
⑥【2F】南改札
【大きさ】大
【見つけやすさ】◎
【周辺施設】LUMINE1・LUMINE2・新宿ミロード等
2Fにある、南口エリアで最も混雑する改札です。
「LUMINE」や「ミロード」など、アパレルショップが多く入る駅ビルが近いため、特に土休日が混み合います。一日を通して待ち合わせをしている人が多いです。
写真は早朝帯に撮影したので空いていますが、日中帯は一日を通して人の流れがあります。通路際もテナントが入っているので、立ち止まるのは少し苦労するかもしれません。改札正面を抜ければ、すぐに広い甲州街道の歩道に出るので、そちらの方が落ち着いて待つことができます。
なお、小田急線の「南口改札」と同じ通路でほとんど横並びになっています。待ち合わせや降りるだけなら誤差の範囲内ですが、電車に乗る際は注意しましょう。
以前は「南口改札」という名前でした。たまに昔の名前のまま案内されていることがありますが、「南口改札=南改札」と思ってOKです。
⑦【2F】小田急線のりかえ口(南口JR線連絡口)
【大きさ】中
【見つけやすさ】◯
【周辺施設】南改札・南口改札等
2Fにある、小田急線とJR線との「乗換専用」改札です。駅の外に出ることはできません。
別の路線に乗りたかったり、もう電車に乗るつもりがないのに通ってしまった場合は、近くにいる駅係員さんに申し出ましょう。自力ではどうしようもありません。通る前によく確認しましょう。他の乗換専用改札に比べると「出口ではない」旨の主張が激しく、見通しも良いので比較的間違えにくい感じです。
なお、こちらの改札は表記に若干揺れがあります。小田急の構内図や案内では「南口JR線連絡口」と書かれており、実際の改札には「JR線きっぷのある方のりかえ専用改札口」だったり「JR線のりかえ口」と書かれています。
一方、JRの構内図や案内では「小田急線のりかえ口」と書かれており、実際の改札でも「小田急線のりかえ口」で統一されています。
新宿に限った話ではなく、「乗換専用改札」は自分がいる場所や見ている方向で名前が変わるので、位置関係の把握がどうしても必要です。十分注意しましょう。
⑧【2F】東南改札
【大きさ】小
【見つけやすさ】○
【周辺施設】LUMINE2・東南口広場・新宿マルイ等
※7:00〜24:00の営業
東南(とうなん)改札は2Fにあり、その名の通り南口・東口方面へ向かうときに便利な改札です。東口の飲食店が多いエリアや新宿三丁目方面へ向かう人も多く、南口エリアにありながら東口エリアの玄関としての顔が強い印象です。バルト9が入る「新宿マルイ」をはじめ、「IKEA新宿」もこの改札が最も近く、小さい改札ながら利用者は多いです。
東南改札前にもある程度のスペースがありますが、正面の階段を降りると「東南口広場」があり、より広いスペースが確保されています。待ち合わせはしやすいです。営業時間が他の改札より短く、時間外は南改札へ迂回する必要があります。東口エリアからアクセスする場合、東南改札を通るのと通らないのではかなり時間が変わってくるので、特に終電帯は注意が必要です。
以前は「東南口改札」という名前でした。たまに昔の名前のまま案内されていることがありますが、「東南口改札=東南改札」と思ってOKです。
⑨【2F】甲州街道改札
【大きさ】中
【見つけやすさ】○
【周辺施設】バスタ新宿・NEWoMan新宿・新宿サザンテラス等
2Fにある、2006年に開業した比較的新しい改札です。「バスタ新宿」や「NEWoMan新宿」といった、南口エリアのアクセスに便利な改札です。
④甲州街道改札・⑤新南改札・⑥ミライナタワー改札は甲州街道を挟んだ位置にあり、他の新宿駅とは別の駅舎にあります。コンコースや通路でつながっていないので、その他の改札に行くためには必ずホームを経由しなければなりません。その代わり、混雑は比較的少ないエリアです。改札外の歩道が幅広く、東口エリア・西口エリアもストレスなくアクセスできるので、観光・通勤共に需要の多い改札です。
改札外には十分過ぎるほどのスペースがあるので、待ち合わせにも安心して利用できます。
開業時は「サザンテラス口」という名前でしたが、2016年のバスタ新宿開業に合わせて「甲州街道改札」という名前に変わりました。たまに昔の名前のまま案内されていることがありますが「サザンテラス口=甲州街道改札」と思ってOKです。
⑩【2F】ミライナタワー改札
【大きさ】小
【見つけやすさ】◯
【周辺施設】NEWMoMan・JR新宿ミライナタワー・タカシマヤタイムズスクエア等
2Fにある、2016年に開業した新しい改札です。ミライナタワー開業に伴って新設されました。ちなみに、NEWoManとバスタ新宿も同時期に開業しています。
「ミライナタワー」という名前がつけられていますが、実際にはミライナタワー内部に直結しているわけではなく、誰でも利用することができます。待ち合わせなど場所を指定されているときは別ですが、そうでないのなら④甲州街道改札や⑥新南改札から出てしまっても誤差の範囲です。デッキで繋がっているので、迂回も簡単です。
⑪【2F】新南改札
【大きさ】中
【見つけやすさ】◯
【周辺施設】バスタ新宿・タカシマヤタイムズスクエア・ペンギン広場等
新南(しんみなみ)改札は2Fにある、2006年に開業した比較的新しい改札です。
新南改札がある駅舎の真上に「バスタ新宿」があり、改札正面には直結のエスカレータがあります。他にも「NEWoMan新宿」や「タカシマヤタイムズスクエア」といった、南口エリアのアクセスに便利な改札です。
④甲州街道改札・⑤新南改札・⑥ミライナタワー改札は甲州街道を挟んだ位置にあり、他の新宿駅とは別の駅舎にあります。コンコースや通路でつながっていないので、その他の改札に行くためには必ずホームを経由しなければなりません。観光・通勤共に需要のある改札です。
改札の正面にある「ペンギン広場」では新宿駅を発着する列車が一望できるほか、改札外コンコースにはベンチが多く設置されています。新宿駅では貴重な、混雑に飲まれることなくゆっくりできるエリアです。
開業時は「新南口」という名前でしたが、2016年のバスタ新宿開業に合わせて「新南改札」という名前に変わりました。たまに昔の名前のまま案内されていることがありますが「新南口=新南改札」と思ってOKです。
小田急電鉄のコーポレートカラーは「ブルー」です。改札にもブルーが使われています。
新宿駅を発着する小田急線は
・小田原線(小田原方面)
・江ノ島線(江ノ島方面)
・多摩線(唐木田方面)
へと直通しています。枝のように途中で分かれていくので、新宿駅では単に「小田急線」と呼ばれています。また、よくある「〇〇線直通」ではなく単に「小田原行き」「藤沢行き」といった行先で案内されることがほとんどです。路線名に関わらず、小田急線を利用する際は「ブルー」の小田急の改札を通りましょう。
▼ 西口 ▼
①【1F】西口地上改札
【大きさ】大
【見つけやすさ】◎
【周辺施設】西口・小田急百貨店・京王百貨店・東京都庁等
小田急線のメインの改札です。新宿駅で唯一1Fにあります。
百貨店や都庁のある西口エリアとのアクセスが良好です。
小田急線の新宿駅は行き止まりになっていて、全ての電車が折り返していきます。西口は行き止まりの先にあるので、小田急に乗ってきたら電車が進んできた方向に向かって進めば、必ず西口にたどり着きます。
「小田急」の大きな文字とブルーが目立つので、とても分かりやすい改札です。入って左手にある「ロマンスカーカフェ」は、ロマンスカーという名前が入っていますが誰でも利用できます。価格帯も手頃でひっきりになしに列車が入ってきて見飽きないので、待ち合わせにもおすすめです。
②【B1F】西口地下改札
【大きさ】中
【見つけやすさ】○
【周辺施設】JR中央西改札・西口地下広場・小田急百貨店等
B1Fにあり、高層ビルエリアへ向かう地下道と直結しています。すぐ横にJR中央西改札があります。
小田急線のホームは「2階建て」になっており、西口地上改札のちょうど真下にあります。西口エリアのJR改札はすべてB1に、地下道もB1にあるので、あえて地下改札から出る人も多いです。
地下にありますが、照明が明るく綺麗な改札です。見やすく大きな「小田急線のりば」の文字が目立つので、待ち合わせもしやすいです。
③【B1F】中央地下連絡口(小田急線のりかえ口)
【大きさ】中
【見つけやすさ】△
【周辺施設】JR中央西改札・小田急線のりば
B1Fにあり、小田急線とJR線との「乗換専用」改札です。駅の外に出ることはできません。
別の路線に乗りたかったり、もう電車に乗るつもりがないのに通ってしまった場合は、近くにいる駅係員さんに申し出ましょう。自力ではどうしようもありません。その後も駅構内を迂回することになるので、通る前によく確認しましょう。
なお、名前が統一されていない結構曖昧な改札です。
小田急の構内図や案内では「中央地下連絡口」と書かれていますが、実際の改札には「JR線のりかえ専用改札口」と書いてあります。
JRの構内図や案内では「小田急線のりば」だったり「小田急線のりかえ口」だったりします。実際の改札には「小田急線のりば」と書いてあります。
新宿に限った話ではなく、「乗換専用改札」は今いる場所や見ている方向で名前が変わるので、位置関係の把握がどうしても必要です。待ち合わせの際は十分注意しましょう。
▼ 南口 ▼
④【2F】南口改札
【大きさ】中
【見つけやすさ】○
【周辺施設】新宿ミロード・LUMINE1・南改札等
2Fにある、小田急線の改札口です。
「LUMINE」や「ミロード」など、アパレルショップが多く入る駅ビルが近いため、特に土休日が混み合います。一日を通して待ち合わせをしている人が多いです。
JR線の「南改札」と同じ通路でほとんど横並びになっています。待ち合わせや降りるだけなら誤差の範囲内ですが、電車に乗る際は路線を間違えないよう注意しましょう。
また、西口エリアのアクセスに便利な「西口地上改札」や「西口地下改札」が進行方向前寄りにあるのに対して、南口改札は後ろ寄りにあります。言わば真逆の方向です。誤って出てしまうと、西口改札へ向かうためには駅外や駅ビルを迂回しなければなりません。それなりに時間がかかるので気をつけましょう。
【2F】南口JR線連絡口(小田急線のりかえ口)
JR「⑦小田急線のりかえ口(南口JR線連絡口)」をご覧ください。
京王電鉄のコーポレートカラーは「ピンク」と「ネイビー」です。
改札ではピンクが使われています。
新宿駅を発着する京王線は
・京王線(八王子方面)
・高尾線(高尾方面)
・相模原線(橋本方面)
・競馬場線(府中競馬場正門方面)
・動物園線(多摩動物公園方面)
へと直通しています。枝のように途中で分かれていくので、新宿駅では単に「京王線」と呼ばれています。また、よくある「〇〇線直通」ではなく単に「京王八王子行き」「高尾山口行き」といった行先で案内されることがほとんどです。路線名に関わらず、京王線を利用する際は「ピンク」の京王の改札を通りましょう。
京王線の注意点
【京王線は「〇〇改札」という呼び方がない】
「東口」「西口」と言えば建物の出入口のイメージですが、京王線では改札機が並んでいる「改札」のことを指すことがほとんどです。
【京王線と京王新線】
京王には、新宿止まりの「京王線」と都営地下鉄新宿線に直通する「京王新線」があり、全く別の線路になっています。新宿を出ると「初台」「幡ヶ谷」「笹塚」の順に駅がありますが、初台と幡ヶ谷は京王新線しか停まりません(新宿止まりの京王線にはそもそもホームがない)。初台・幡ヶ谷に行く場合には、必ず京王新線ホームから乗る必要があります。笹塚以遠は線路が合流するので、どちらから乗っても大丈夫です。
詳しくは京王線公式サイトでご確認ください。
▼ 西口 ▼
①【B1F】京王西口
【大きさ】大
【見つけやすさ】◎
【周辺施設】京王百貨店・京王モール・西口地下広場・東京都庁等
京王線のメインの改札です。
B1Fにあり、西口地下広場や高層ビルエリアとを結ぶ地下道に直結しています。
京王のピンクが改札全体に配色されており、とても目立つので見つけやすいです。
改札前には見通しの良い空間があるので、待ち合わせにも向いています。
なお、こちらの改札から京王新線や都営新宿線には乗れません。京王新線通路にある「京王新線口」を利用しましょう。
②【B1F】京王百貨店口
【大きさ】中
【見つけやすさ】△
【周辺施設】JR中央西改札(京王口)・京王百貨店・京王モール等
B1Fにあり、京王百貨店や京王モールといった商業施設に直結しています。⑦京王西口が北側にあり、コンコースを挟んで南側にあります。⑦京王西口は改札越しでも見えます。コンコースは吹き抜けのような感じで見通しが良いので、京王線から降りたときはすぐに見つけることができると思います。
一方で、京王線ユーザーではない人は「京王百貨店口」と言われてしっくり来ない人も多いはず。写真や場所を伝えると「あの辺か」となりますが、名前で覚えている人は少ないでしょう。というのも、1枚目の写真のように
・③JR中央西改札(京王口)
・⑧京王百貨店口
・⑨JR線連絡口(京王のりかえ口)
の3つが「T」字のように配置されており、超至近距離ながらすべて別の名前が付けられています。「京王とJRの乗り換えするあたり」みたいにやんわり覚えている人が大半だと思います。
③【B1F】JR線連絡口(京王線のりかえ口)
【大きさ】中
【見つけやすさ】○
【周辺施設】JR中央西改札(京王口)・京王百貨店口
B1Fにあり、京王線とJR線との「乗換専用」改札です。駅の外に出ることはできません。
別の路線に乗りたかったり、もう電車に乗るつもりがないのに通ってしまった場合は、近くにいる駅係員さんに申し出ましょう。自力ではどうしようもありません。その後も駅構内を迂回することになるので、通る前によく確認しましょう。
こちらの改札は表記に若干揺れがあります。
京王の構内図や案内では「JR線連絡口」と書かれており、実際の改札にも「JR線連絡口」と書かれています。
一方、JRの構内図や案内では「京王線のりかえ口」だったり「京王線連絡口」だったりします。実際の改札には「京王線連絡口」と書かれています。
新宿に限った話ではなく、「乗換専用改札」は自分がいる場所や見ている方向で名前が変わるので、位置関係の把握がどうしても必要です。十分注意しましょう。
④【B1F】広場口
【大きさ】小
【見つけやすさ】△
【周辺施設】JR西改札・京王百貨店・西口地下広場・東京都庁等
※出口専用
※初電〜22:00の営業
B1Fにある「出口専用」改札です。ここから電車に乗ることはできません。
新宿駅の中でもマニアックな改札の一つです。西口地下広場の目の前にあります。東京都庁方面へ向かう地下道へのアクセスに便利です。
⑤【B1F】臨時口
【大きさ】極小
【見つけやすさ】△
【周辺施設】JR西改札・京王百貨店・西口地下広場・東京都庁等
※出口専用
※平日7:10〜9:00の営業
こちらもB1Fにある「出口専用」改札です。ここから電車に乗ることはできません。
平日朝のわずか「110分間」しか営業していない、新宿駅の中で最もマニアックな改札です。
西口地下広場の目の前にあります。東京都庁方面へ向かう地下道へのアクセスに便利ですが、出た先に最初に飛び込んでくるのはカレーショップです。待ち合わせはおろか、見つけ出すのも一苦労な改札です。
▼ 南口 ▼
⑥【B1F】ルミネ口
【大きさ】小
【見つけやすさ】✖️
【周辺施設】LUMINE1・京王モール・京王新線通路等
※6:30〜22:00の営業
B1F、LUMINE1の中にある京王線の改札です。
慣れている人ほど「南側に京王の改札なんてないよ」と思われるかもしれませんが、実は一つだけあります。LUMINE1のB1Fフロアの中にあり、営業時間は短縮されていますが入場・出場どちらも可能です。
筆者的には、新宿駅でダントツで見つけにくい改札だと思います。そもそも「LUMINE」はJR東日本のグループ会社なので、京王線の改札があるイメージがありません。新宿駅をよく使う人でも「ルミネ口」の存在を知らない人はかなりいるはずです。
一方で、「京王線」を使っている人なら知っておくとかなり便利な改札です。目的地によっては、いつもの京王百貨店口よりもかなり時間短縮できるはずです。
▼ 京王新線通路 ▼
⑦【B1F】京王新線口
【大きさ】中
【見つけやすさ】○
【周辺施設】京王モール・LUMINE1・東京都庁等
京王新線と都営新宿線の改札です。
B1Fにあり、「京王モール」や「LUMINE1」と直結しています。
京王線は新宿駅を境に、都営地下鉄新宿線と直通運転を行なっています。京王西口や京王百貨店口がある新宿止まりの線路と、地下鉄直通の線路は別にあるので、ホームが離れています。都営新宿線に直通するために新しく作った線路とホームなので、「京王新線(けいおうしんせん)」や「新線新宿(しんせんしんじゅく)」と呼ばれています。初台(はつだい)・幡ヶ谷(はたがや)には、京王新線でないと行けません。都営新宿線を利用する場合にも、京王新線の改札を通る必要があります。
京王のピンクが配色されていますが、都営新宿線の駅でもあるので主張は控えめです。西口や南口からコンコースが整備されているので、比較的迷わずにたどり着くことができますが、やはり京王線新宿(京王西口等がある方)と混同しやすいので注意しましょう。
⑧【B1F】新都心口
【大きさ】中
【見つけやすさ】○
【周辺施設】京王モール・東京都庁・パークハイアット東京等
※6:45〜22:00の営業
B1Fにある、京王新線と都営新宿線の改札です。
高層ビルエリアの南側にあります。東京都庁や「新宿NSビル」といったオフィスビルが多いエリアに近いため、通勤需要がほとんどの改札です。
「パークハイアット東京」や「ワシントンホテル」といった、ホテルが集中するエリアにも近い改札です。短縮営業であることもあってか、流動は少なく常に落ち着いた雰囲気です。
新宿駅で最も西にあり、最も東側にある丸ノ内線の東改札から直線距離で700m近く離れています。仮に「新宿駅新都心口から徒歩1分」みたいな案内があったときには、注意が必要です。京王西口からでも、歩くと5分以上はかかります。
東京メトロのコーポレートカラーは「ブルー」です。
東京メトロでは路線ごとに異なるラインカラーを採用しています。そのため、メトロを示す「M」マークよりも、ラインカラーを主張した案内が多いです。
丸ノ内線のラインカラーは「レッド」です。
▼ メトロ通路 ▼
①【B1F】東改札
【大きさ】中
【見つけやすさ】△
【周辺施設】新宿アルタ・紀伊國屋書店・歌舞伎町・新宿伊勢丹等
B1Fにある、丸ノ内線専用の改札です。
新宿駅〜新宿三丁目方面を結ぶ地下通路「メトロプロムナード」の通路上にあります。通路のど真ん中に「島」のようにある感じです。通路を歩いていると改札が見えないので、少し見つけづらいかもしれません。丸ノ内線は東京で2番目に開業した路線のためトンネルが浅く、改札を通るとすぐに電車に乗ることができます。
紀伊國屋書店や新宿区役所といった周辺施設に直結・直近で接続していることが多く、天候にも左右されないのでとても便利です。その分、膨大な数の出口があるので十分注意しましょう。
ちなみに、メトロプロムナードで繋がっている「新宿駅〜新宿三丁目駅」間は約300mしかありません。駅も地続きで「ここから先は新宿三丁目駅」という興味深い案内があります。歩いても4分程度なので、覚えておいて損はありません。
②【B1F】西改札
【大きさ】中
【見つけやすさ】△
【周辺施設】新宿西口駅・西口地下広場・小田急百貨店・東京都庁等
B1Fにある、丸ノ内線専用の改札です。
西改札は周辺施設というよりも、他の路線や百貨店が数多く入る駅ビルと接続する面が強いです。また西口地下広場も近く、東京都庁のある高層ビルエリアにもアクセスしやすいです。通勤需要の多い改札です。
新宿駅〜新宿三丁目方面を結ぶ地下通路「メトロプロムナード」の通路上にあります。東改札と同じく、通路のど真ん中に「島」のようにある感じです。通路を歩いていると改札が見えないので、少し見つけづらいかもしれません。
丸ノ内線は東京で2番目に開業した路線のためトンネルが浅く、改札を通るとすぐに電車に乗ることができます。天候にも左右されないのでとても便利です。その分、膨大な数の出口があるので十分注意しましょう。
都営地下鉄のシンボルカラーは「グリーン」です。
都営地下鉄では路線ごとに異なるラインカラーを採用しています。そのため、都営地下鉄を示す「イチョウ」マークよりも、ラインカラーを主張した案内が多いです。
都営新宿線のラインカラーは「グリーン」
都営大江戸線のラインカラーは「マゼンタ」です。
・都営大江戸線について
新宿付近には、都営大江戸線の駅が複数あります。特に「新宿駅」と「新宿西口駅」は紛らわしいネーミングです。「間違えて降りそう」と思われるかもしれませんが、実際にはその可能性は限りなく低いです。
都営大江戸線は、下の路線図のような「の」字型で運転されています。そのため、とても近い2駅ですが隣駅ではありません。逆に注意すべきは大江戸線に乗るときです。光が丘方面に乗るときは近い方の駅で良いですが、六本木や飯田橋に行きたいときに、遠い方の駅から乗ってしまうと非常に面倒なことになります。
もちろん、あえて都庁前駅まで行って乗り換えるのも手です。目的地の駅に合わせて、上手に使い分けましょう。
▼ 京王新線通路 ▼
【B1F】京王新線口
京王線「⑦京王新線口」をご覧ください。
【B1F】新都心口
京王線「⑧新都心口」をご覧ください。
①【京王新線通路・B1F】JR新宿駅方面改札
【大きさ】小
【見つけやすさ】○
【周辺施設】京王モール・LUMINE1・京王新線口
都営地下鉄の改札口です。
「大江戸線」と書かれていますが、同じ都営の新宿線と中で繋がっています。なので、実質都営新宿線の改札でもあります。また、①京王新線口とは通路挟んで向かい合っていて「どちらの改札からもご利用になれます」と書かれています。あまり深く考えない方が賢明です。
なお、①京王新線口は京王管轄、③JR新宿駅方面改札は都営管轄という違いはあります。
構内にある案内板には「JR新宿駅方面改札」と書かれていますが、実際の改札には「JR新宿駅改札」と書いてあります。
②【B1F】マインズタワー方面改札
【大きさ】小
【見つけやすさ】✖️
【周辺施設】小田急サザンタワー・JR東京総合病院等
B3Fにある、都営新宿線・大江戸線・京王新線用の改札です。
新宿駅で最も南にある改札で、最もトリッキーな改札です。
ホームから離れている改札や出口は数多くありますが、いずれもある程度迂回すればたどり着くことができます。しかし「マインズタワー方面改札」は、改札と出入口が巨大な新宿駅から完全に独立しています。そのため、JRや小田急といった他路線からこの改札に行くためには、街中を歩かなければなりません。
逆に「新宿駅」という名前に捉われて入場してしまうと、都営・京王新線以外の電車には乗れません。通り抜けもできないので注意が必要です。
新宿マインズタワーに直結しているほか、JR東京総合病院や小田急サザンタワーに近く、混雑も非常に少ないです。都営線や京王新線を利用する人にとっては便利な改札です。
▼ メトロ通路 ▼
【B3F】新宿西口駅
ややこしいですが、新宿には「新宿西口」という名前の駅があります。都営大江戸線の駅で、新宿駅とは別の駅です。そして、大江戸線には新宿西口駅とは別に「新宿駅」もあるので、正しく区別する必要があります。
しかし、まったく関係ない駅というわけではありません。
と言うのも、新宿西口駅は新宿駅を発着する各路線と乗り換えができる駅として案内されています。例えば、丸ノ内線の路線図を見てみると、新宿駅の乗り換え案内に「都営大江戸線/新宿駅・新宿西口駅」のように書いてあります。実際、駅同士が通路でくっついているので同じ駅の扱いをされることがほとんどです。
「なら一駅間違えても大丈夫」「どちらから乗っても大丈夫」かと聞かれると、そうでもないのが大江戸線の困ったところ。続きは「京王新線通路」の大江戸線をご覧ください。
ちなみに、丸ノ内線には「西新宿駅」もあります。
西武鉄道のコーポレートカラーは「ブルー」と「グリーン」です。
改札にもブルーが使われています。
西武新宿駅は「西武新宿線」の起点となっています。西武線は「黄色い電車」のイメージが強いですが、駅や改札周辺はブルーが多く使われています。実際、黄色い電車は数を減らしていて「青い鉄道」に変わりつつあります。
▼ 西武新宿駅前 ▼
【2F】西武新宿駅
【大きさ】大
【見つけやすさ】○
【周辺施設】歌舞伎町・TOHOシネマズ新宿等
西武新宿駅は、厳密には「新宿駅」ではなく別の駅とされています。路線図や乗換放送を聞くと分かりますが、西武線の名前は出てきません。とは言え、利用者は多く新宿を語る上で外すことはできない駅です。新宿駅の案内板や掲示板にも「西武新宿駅方面」という案内は至るところにあって、事実上は新宿駅として認知されています。
直結の通路はなく、どのルートを通っても一度は外に出なければなりません。ルートはいくつかありますが、ここでは最もメジャーな「新宿駅東口」からの道のりを紹介します。
その他、新宿駅で気をつけるべき点をご紹介します。
1番線は4つある
新宿駅はあらゆる路線が乗り入れる駅です。鉄道会社・交通局ごとにホームがあるので「1番線」はJR・京王・東京メトロにそれぞれ一つずつ、西武線を入れると4つあります。
乗換案内アプリは便利ですが「○番線」しか見ていないと全然違うホームに行ってしまいかねないので、「何線の何行き」なのか、よく確かめましょう。
余談ですが、小田急線には「1番」がありません。小田急線は「○番ホーム」という呼び方をするので、現在は「2番ホーム」から番号が振られています。つまり、数字だけ見れば「2番線(ホーム)」は5つあるということです。
「〇〇新宿〇〇」シリーズ
新宿駅だけでもお腹いっぱいだと思いますが、付近にはたくさんの「新宿」シリーズがあります。
・新宿三丁目
・新宿御苑前
・東新宿
・西武新宿
・新宿西口
・西新宿
・西新宿五丁目
・南新宿
東京メトロ・都営・西武・小田急と路線もバラバラです。通路で地続きになっている駅も多く、気がつくと別の駅に入っていたり…すべて見ていくとキリがありません。新宿迷宮は新宿駅だけに留まらないのです…。駅名が違うだけでも、手がかりが多く迷いづらくなります。まずは駅名をきちんと確かめて、ミスの要因を減らしていきましょう。
工事はまだまだ終わらない
東西自由通路が完成し、ようやく落ち着いたように見えた新宿駅。しかし、新宿駅西口地区の再開発により、工事はまだまだ続きます。これまで紹介してきた改札や出口もいずれ様変わりしていきます。事案内に従って落ち着いて進んでいきましょう。
以上、新宿駅の改札・まとめあれこれでした。
筆者もこれまで新宿駅を飽きるほど使ってきましたが、知らないことばかり。ルミネ口やマインズタワー方面改札など、知られざる一面を知ることができました。世界中どこを探しても、ここより混雑している駅はありません。仕事にお出かけに重要な新宿駅。賢く使いこなしていきましょう。