目次
東京の地下鉄は2種類
- 2つの地下鉄を正しく把握する
東京には「東京メトロ」と「都営地下鉄」の2つの地下鉄が走っています。東京メトロは「東京地下鉄」が、都営地下鉄は「東京都交通局」が運営しています。大体は「メトロで帰る」「都営で帰る」といった感じで呼ばれています。
似て非なる2つの地下鉄
- 似ていても全く異なる鉄道
2社は異なる鉄道事業者です。例えば「新宿駅」でも改札は別にあり、基本的に通り抜けできません。買う切符も運賃も異なります。利用する前に違いをよく理解しておくと安心です。 - どちらも便利、どちらも必要
違う鉄道とは言っても、同じ区間で競い合っているわけではなく、基本的にはお互いの路線が被らないようにレールが敷かれています。ここから上野に行くならならメトロで、築地に行くなら都営で、と言った感じで自然と使い分けることになります。
東京メトロは青い「M」
- 東京メトロの出入口は青い「M」マーク
東京メトロは青い「M」がシンボルマークです。階段や改札付近の至る所に掲出されており、とても分かりやすいです。
上の写真のように、出入口ひとつ取っても、これでもかと貼ってあります。
都営地下鉄は緑の「イチョウ」
- 都営地下鉄の出入口は緑の「イチョウ」マーク
都営地下鉄は緑の「イチョウ」がシンボルマークです。こちらも階段や改札付近の至る所に掲出されており、とても分かりやすいです。
イチョウは東京都のシンボルであり、地下鉄のみならず都営バスにも同じマークが採用されています。
ガードレールやマンホールなど東京の至るところで見ることができるマークで、「THE・公共交通機関」という雰囲気がとても好きです。
都営地下鉄は「都営〇〇線」
- 都営には必ず前置きがある
東京メトロと都営地下鉄を見分ける最も簡単な方法は、「都営」という文字を見つけることです。都営地下鉄には4つの路線がありますが、いずれの路線も「都営浅草線」「都営三田線」「都営新宿線」「都営大江戸線」と言ったように必ず前書きがあり、区別しやすくなっています。
出入口が同じことはよくある
- 改札は違っても出入口が同じことはよくある
東京メトロと都営地下鉄で、改札へ続く出入口が同じことはよくあります。共用だったりビルや地下街に直結していたりするため、境界も分かりづらいです。上の写真のように、案内サインがある場合には地下でつながっているので、安心して降りましょう。
地下鉄が地下にあるとは限らない
- 地下鉄が下にあるとは限らない
東京メトロ銀座線の渋谷駅は地上3階にあります。東京メトロ丸ノ内線の四ツ谷駅もJR中央線の上を走っています。他の都市にも地上へ顔を出す地下鉄はありますが、東京の場合は都心部であっても地上・高架区間があったり、他の路線よりも階層が上にあることがよくあります。どの駅も案内サインで丁寧に示してくれているので、従っていれば迷うことなくたどり着けるはずです。
まとめ
以上、東京を走る2つの地下鉄の乗り方・ポイントまとめでした。
改札や切符が異なることを理解していれば、困ることはありません。とっても便利な東京の地下鉄。乗りこなしていきましょう!
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