【東京に住みたい人へ】上京の現実と素晴らしさ

東京は怖い
東京は楽しい
地方から東京に上京したときの話





筆者のスペック

  • 東京に住んで6年、電車通勤は10年越
  • 出身は田舎
  • 東京へお出かけは一大イベント

筆者は東京に住んで6年、電車通勤は10年を越えました。ひとまず東京に適応して暮らしています。
筆者の出身は関東近郊の田舎です。全く電車がないわけではありませんが、電車に乗るために、まずは駅まで車を使わなければならないくらいの田舎です。

生まれ育ったのは上の写真のような田舎。朝は鳥のさえずりで起き、雨が降ればカエルが大合唱で知らせてくれます。スーパーもファミレスもそれなりにありますが、どこに行くにも車です。一家に2・3台の車が停まっているのは珍しくありません。ショッピングモールや飲食店は、駅前よりも国道沿いの方がたくさんありました。

小学生の頃には「電車の乗り方」の授業があって、中学生の修学旅行のときは「新幹線の乗り方訓練」がありました。どんな訓練かというと、列車のドアが開いてから発車までの間に素早く座席に座る、というものです。体育館を車内に見立てて、入口から黙々と入り込むのです。「そんなんじゃ新幹線は発車してしまいますよ!」と、怒鳴られたものでした。

笑ってしまうような話ですが、一度も電車に乗ったことがない子はかなりいましたから、馬鹿にできません。みんなが真剣に取り組んでいました。ざっくりですが、しっかり田舎者であることはお分かりいただけたかと思います笑

上京のきっかけ

  • 蓄積された東京への憧れ
  • 東京で働きたい
  • 「君の名は」に憧れて
  • すべては東京にある

    筆者の父は野球が好きで、年に一度は東京ドームまで野球観戦に行っていました(G党ではありません)。人が多いことはもちろん、夜遅くなっても煌びやかに輝く街並みに心躍りました。父には悪いですが、野球を観に行くことよりも東京に行くことの方が楽しみでした。

    学生になると、ラジオが勉強のお供に。東京FMがギリギリ届いたので「SCHOOL OF LOCK」をよく聞いていました。最先端の文化や音楽の合間に「現在の半蔵門の天気は…」「首都高速道路は江戸橋ジャンクションで…」「原宿の竹下通りでは…」といった、東京の「今」が波に乗ってくるのが好きでした。

    そんなとき、外を見ればすでに家の周りは真っ暗。テレビやラジオから、住んでいる街の名前を聞いたことはありません。あぁ、この瞬間も東京はいきいきと活動しているんだ、すべては東京にあるんだ、と思いを馳せたものです。自然と東京への憧れは募っていきました。


  • 東京で働く

    働くからにはたくさん給料は欲しいもの。しかし、その点では育った地元も困ることはありませんでした。東京に比べれば求人数は少ないですが、奪い合いというほどではありません。東京よりも高い賃金を貰える仕事もあったでしょう。

    大学は東京まで電車で通いました。筆者の父親も、電車で何時間もかけて東京に通っていましたから、一人暮らしという選択肢はありませんでした。そんな環境に身を置くうち、自ずと「働く場所は東京」という意識が芽生えていたのか、地元での就職は全く頭にありませんでした。就職後も、しばらくは実家から電車で通勤しました。


  • 「君の名は」に憧れて

    筆者にとっての転換点は「君の名は」を観たことです。人生で映画館に行ったのも数えるほどだったのに、「君の名は」は劇場で3回観ました。あれだけ東京を美しく描かれたら、触発されずにはいられないでしょう。あそこまでの農村部ではありませんが、当時の筆者の気持ちは、まさにヒロインの三葉と同じでした。玄関を開けたら高層ビルが見える家に住みたかったのです。田舎者でしょう?笑

上京当初の現実①
実家の部屋より狭い

  • 大金払って借りた部屋は狭い
  • ユニットバスの虚しさ
  • 自転車もギリ・車なんてもっての外
  • 高い・狭い

    東京の家賃の高さは言うまでもありませんが、それ以上に感じたのは「この家賃でこの狭さか」ということです。最初に住んだ家はこんな感じ。

    ・世田谷区
    ・駅から徒歩6分
    ・2F
    ・築35年越え
    ・1K
    ・ユニットバス
    ・月/¥65,000

    ロフトベッドを置いただけで、部屋の半分が埋まりました。収納スペースもなかったので、その下にハンガーで衣服をぶら下げました。寝るときは天井ギリギリ。朝起きると、勢い余って天井に頭をぶつけたことは何度もありました。

    東京と言っても広いので一概には言えませんが、23区近郊に部屋を借りるつもりなのであれば「自分が思っている大きさの半分以下の部屋しか借りられない」と思っておいた方がいいです。


  • トイレを見ながら風呂に入る

    借りた部屋はユニットバスでした。ユニットバス自体は旅行先のホテルなどで経験がありましたし、部屋を決めるときにも「使えればいいでしょ」くらいに思っていました。

    しかし、慣れてくるにつれ「なぜトイレを見ながら風呂に入っているのか?」と思うように。当然、体もバスタブの中で洗います。「なぜ自分の家なのにゆっくり座って体も洗えないのか?」気になり出すと止まりません。「なぜトイレの横で髪型やスーツの乱れを確かめているのか?」

    好みもあるので必ずしも悪い点ではないかもしれません。しかし、トイレと風呂が分かれていることが、こんなにも恵まれていることだとは思いもしませんでした。ワンルームの物件の場合、風呂とトイレが分かれている物件を見つける方が苦労するでしょう。


  • 車は実家に置いてきた

    当初筆者が住んだマンションは駐輪場もありませんでした。契約駐輪場も物件周辺にはありません。車なんてもっての他。月極駐車場はありましたが、周辺の相場は月額約3万円でした。

    事実上移動手段は電車のみだったので、どうしても駅近にせざるを得ません。しかし、駅に近づくほど家賃はまた跳ね上がります。徒歩時分と家賃のせめぎ合い。これでも程よく折りがつく物件がそのマンションだったのです。

    ちなみに同じ家賃の物件を地元で探してみると、築浅・2LDK・バストイレ別・駐車場付きを借りることができました笑

上京当初の現実
隣に誰が住んでいるのか分からない

  • インターホンはとりあえず出ない
  • 見知らぬ人が隣にいる不気味さ
  • 初めて感じる寂しさ
  • 挨拶もままならない都会

    ネットや雑誌を見ると「マンションやアパートなどの集合住宅に引っ越したときは、上下左右に挨拶しましょう」と書かれています。筆者もそれに従って、新宿のデパートで今治タオルを買い、ドキドキしながらインターホンを押しました。

    結論から言うと、誰一人玄関を開けてくれませんでした。何度かトライしたので、居留守だったのは間違いないでしょう。綺麗な包装紙を自らの手で破いているときは、さすがに胸が痛みました。これが東京か、と。


  • 見知らぬ人しかいない

    自分の知らない人がいたときに応対しないのは、単にその人が冷たい訳ではありません。保険やインターネットの営業・宗教の勧誘など、東京に住んでいると知らない人が平気でインターホンを押してきます。地方でもあるでしょうが、比にならない数です。予告なく知らない人が訪ねてきたら、様子を伺ってしまうのは、何年も東京に住んだ今なら分かります。

    そんなわけで、隣にどんな人が住んでいるのかも分からないまま、東京生活はスタートしました。毎日すぐ隣にいるけど、顔も知らない不気味さ。結局、そのマンションでは一人も顔を覚えることはありませんでした。


  • ホームシック?

    泣く泣く地元を離れた訳ではないので、俗に言うホームシックの心配はしていませんでした。しかし、仕事に疲れて家に帰り、寝転がって天井を見上げたとき、ふと実家の光景が目に浮かびました。「あれ、もしかしてこの感情は…?」幸い何日も引きずるようなことはありませんでしたが、深刻度は違うにせよホームシックの感情は誰しもが一度は湧いてくるものだと思います。

上京当初の現実③
「通勤」は「痛勤

  • 仕事前に疲労困憊
  • 聞いたことある路線は混む路線
  • 深夜まで電車は混む
  • 仕事は通勤から始まっている

    大学は電車で通学していたのである程度は耐性があるつもりでした。しかし、社会人となると学生時代とはまた違ったプレッシャーとの戦いが始まりました。

    語弊を恐れずに言えば、学生は「出席」との戦いです。自分の発表や実験の日でない限り、休んだり講義に遅れても「責任」を問われることはないでしょう(教授や先生からの評価は別ですが)。

    社会人として企業から雇用されたなら、そこには「責任」が伴います。事情は様々あるにせよ、何が何でも遅れることのないように、会社に向かいます。自分自身もそうです。だからこそ、朝ラッシュ独特の殺伐とした空気が生まれます。もちろん、会社にたどり着くことがゴールではありません。そこから「仕事」という真の戦いが始まります。仕事前に体力を使い果たすわけにはいきません。

    人がたくさん住んでいたら電車が混むのは当たり前ですが、それ以上に通勤電車の「空気感」に適応することが大変でした。



  • 利便性と混雑

    おしゃれなあの街や便利なこの沿線に住みたい。家探しの期間は楽しく、新生活の妄想に心躍ります。一方で、聞いたことのある街や駅は、それだけ人が集まる場所。通勤時も恐ろしい混雑です。筆者が初めて住んだ街も素敵なところでしたが、電車の混雑があまりに激しく、通勤中に眼鏡が壊れたことがあります笑。

    イメージや噂で決めるのではなく、選択肢があるうちに現地視察をしておくと、後々自分を助けてくれるはず。聞いたことのない駅や地名でも、素敵な街はたくさんあります。


  • ラッシュは朝だけじゃない

    朝ほどではないものの、帰宅ラッシュも中々厳しいものがあります。特に金曜日の夜は、解放された人々が多くいます笑。朝の殺伐とした雰囲気とはまた違った空気感がありますね。

    たまに目の前の席が空くと、少しだけ得した気分です。しかし、気が抜けたのか疲れ切っていたのか。目覚めると、何駅も乗り過していたことは一度や二度ではありません。社会人してるなぁ、と感じた瞬間です。

上京当初の現実
人に阻まれ人にイラつく

  • 目を瞑れば人に当たる
  • 一番の壁は人
  • 距離感が変わる
  • どこもかしこも人だらけ

    冗談抜きに目を瞑って歩けば人に当たります。当たり前だと思ったあなたは、きっと都会人。筆者の地元ならしばらくは歩けるでしょう(田んぼか畑に突っ込む方がきっと早い)。

    筆者は経験がありませんが、友人の中には「東京にいると人に酔う」と言う人もいます。記事を作るにあたって街の様子を撮影することがありますが、東京で人の写り込んでいない街中を撮影することは至難の業です。


  • 人の壁に阻まれる

    東京で最も行く手を阻んでくるのは「人」です。まさに人の波。行きたいお店や商品棚は見えているのに、思うように進めない。そんなことばかりです。車の渋滞は山ほど見てきましたが、人の渋滞は見たことがありませんでした。東京で最も苛立ちを覚えるのは、やはり人の多さでしょう。自分もそれを構成している一因なので、何も言えませんが…。


  • 人との距離感が変わる

    混雑した店内や電車の中では、見知らぬ人と密着することも珍しくありません。これは地元ではありえない距離感です。自分の家族だって、密着するような距離感でいたのは子供の頃の話です。体が触れるたび「よくこんな距離感で平気でいられるな」と思ったものです。

    そんな筆者も、今ではすっかり慣れてしまいました。人との距離感の基準が、すっかり変わってしまったように思います。

上京問題の対処
「それは本当に東京のせいか?

  • 大抵は東京のせいじゃない
  • 肌に合う合わないはある
  • 悩んでいるなら絶対上京するべき
  • 部屋が狭い?

    広い部屋に住みたくて上京したい訳ではないはずです。

    一度今の自分の生活を振り返ってみましょう。平日は会社や学校に行き、休日は運動したり買い物したり。家にいる時間は意外と少ないのではないでしょうか。
    家にいるときでも、ゴロゴロしたりYouTubeを観たり。一人で暮らすだけなら、そこまで広い部屋は必要ないような気もします。

    それでもある程度の広さが欲しいなら、埼玉や千葉まで足を伸ばせば、東京通勤圏内でもそれなりの広さがある物件はたくさんあります。家は東京近郊に、帰り道や休日に東京を楽しむことで、ある程度理想的なバランスに近づくかもしれません。
  • ホームシックになる?

    ホームシックは「慣れ親しんだ環境から離れる」ことに寂しさを感じるのであって、東京のせいではありません。例えば、家族みんなで東京に引っ越せばホームシックにはならないはずです。東京以外の街でも全然起こり得ますから、ホームシックが心配で東京に上京しないのは、あまりにももったいないと思います。

    「慣れ親しんだ環境から離れる」ことに対しての対処は、別に見つける必要があります。今はPCやスマホがありますから、電話やLINEで近況報告をするのも良いでしょう。直接会いに行くことだけが方法ではありません。初めのうちは少しずつ、環境の変化に慣れていけば良いと思います。

    ちなみに筆者は連絡しなさすぎて、親の方から会いに来ました。
  • 東京の人は冷たい?

    そもそも「冷たさとは何か」という点を考える必要があります。一般的には「愛想がない」とか「事務的」とか「見て見ぬ振りをする」とか、そういうことを言っているのだと理解しています。

    「愛想がない」「事務的」に関しては、自分が顧客側のときの話が多いように思います。要因として、応対する人や事象が多いことが挙げられるでしょう。
    お客さま一人ひとりに対して、ゆっくり時間を割くことができれば理想的です。しかし、住まいの家賃が高いように、商売するにも何かとお金のかかる街です。商品価格では限界がありますから、必然的に量をさばく必要があります。一定の知名度や信頼度のある店では、さばかざるを得ない、と言う方が正しいでしょう。元々やる気がない訳ではなくて、忙しくて「作業」に成らざるを得ない人の方が多いと思います。そんなときに、顧客として「愛想がないな」「適当だな」と思ってしまう訳です。そう言う意味では、確かに冷たいのかもしれません。でもそれは、東京以外でも同じだと思います。

    企業やお店に勤めてみて、人間関係が冷たいと思ったことはありません。東京だから関係が希薄になる理由も見当たりません。もっと言えば、東京出身ではない人は山ほどいます。筆者が大学や会社で出来た知り合いの半分以上は、東京以外の出身です。

    「見て見ぬ振り」に関しては、スルーする人が多いのは事実でしょう。要因として、人の多さゆえ「自分がやらなければならない」という意識が薄れるのと、そもそも「事象が多すぎる」と言う2点が挙げられるでしょう。
    例えば、具合の悪そうな人が座り込んでいたとします。周りに自分一人しかいないのと満員電車の中にいるのとでは、使命感や行動に差が生まれるはずです。自分が行かなくても、自分より上手く対処してくれるかも、と。実際、夜の繁華街や駅にはそうした人がよくいて、大抵は酒に酔っています。一人ひとり気にしていたら前に進めません。少し乱暴な意見ですが、大まかにはそういうことだと思います。
  • 通勤電車がつらい?

    最も簡単な解決法は「職場や学校の近くに住む」ことです。
    暴論に聞こえますが、間違いない答えの一つです。実際に、筆者は職場から10分の場所に住んだことがあります。確かに家賃はかかりましたが、充実した日々でした。

    満員電車でしたが、乗車時間は5分なので全然平気です。シェアサイクルや徒歩で帰ったこともあります。ストレスとは無縁です。皆が電車に揺られている頃、すでに自分は部屋のソファで足を伸ばしています。勉強やバイトだって人よりも長くできるでしょう。家賃は安くとも、満員電車に1時間揺られる毎日と比べてどうでしょうか。

    今のは極端な例ですが、通勤時間や場所を選べば「超」満員は避けることができます。乗車時間をピークの前・後にするだけでも随分負担は減ります。どの路線も混んでいる訳ではなくて、比較的空いている駅や列車の方向があります。特にこれから上京するのであれば、住む街や使う路線はある程融通が効くはずです。

    「そういう街や路線を探すのが大変なんだよ」と言われたらその通りなのですが、その点こそ上京に置いて時間をかけるべき点です。選択肢がある内に、街を訪れたりラッシュの電車に乗って、実際に確かめるだけで、東京生活は随分変わるはずです。
  • 田舎の方が自然豊かで素敵?

    「田舎の方が東京よりも人間らしく暮らせる」「空気も水もおいしい」「なぜ上京したいのか分からない」という意見をよく見ます。もちろん考えは人それぞれなので、咎める気はありません。しかし、筆者から言わせてみれば、そんなことは田舎の人は皆よく分かっています。

    東京の人が身近に無かった「自然」や「緑」を求めるように、地方の人が身近に無かった「娯楽」や「刺激」を求めるのは自然なことです。永住するかは別として、無かったものを求めて東京に出るのは、とても良い経験になると思います。
  • 地元に帰りたくなりそう?

    帰りたくなったら帰ればよいのです。少しでも「東京に出たい」という気持ちがあるなら、一度は絶対に上京すべきです。簡単に言ってくれるなと思うかもしれませんが、東京の暮らしが自分に合うかどうかは、実際に生活してみなければ絶対に分かりません。散々脅されていたことが全然平気だったり、逆に些細なことが肌に合わない場合もあります。

    「田舎の空は広い」と言いますが、上京してみてその意味が初めて分かりました。たまに地元に帰って、澄み切った青空や息を呑む夕焼けを見たとき、思わず涙が出そうになります(リアルに)。他にも色々ありますが、どれも東京に一度出たから気がつくことができたのです。地元に住んでいたときはどれも当たり前の光景でした。

    仮に地元に帰ることになったとしても、ずっと地元に住み続けるのと、一度東京に出てから地元に戻るのでは、その後の価値観が変わってくるはずです。少なくとも筆者は、上京以前よりも自分の地元に誇りを持っています。

    不安はたくさんあると思いますが、この記事をご覧になっている時点で、あなたの心は東京に傾いています。ぜひ上京することをおすすめします。

東京の素晴らしさと後悔

  • 街が活きている
  • 文化と流行の発信源を見た
  • 後悔はゼロ
  • 常に変化する街

    地元や地方を卑下するわけではありません。しかし、良くも悪くも「落ち着いている」街は多いです。発見や変化を感じる機会はあまりありません。伝統を「守っている」印象です。

    一方、東京は変化の連続です。昨日まであった店がなくなり、また新たな店がやってきます。成熟したように見える都心のど真ん中に、今日も新たなビルが建ちます。これほど変化する街を、他に私は知りません。寂しく感じることもありますが、その寂しさを軽々超えてくるのが東京です。


  • 発信地はここに

    テレビやネットを見るたび、近所や馴染みのある地名がバンバン出てきます。人気のスイーツやイベントの特集を見て「帰りに寄ってみようかな」ということができます。

    東京に来るまでは「東京ばかり流行りものが集まって羨ましいなぁ」と思っていました。しかしその考えも、実際に住んでみて随分変わりました。ついこの間華やかにオープンしたと思ったのに、すぐに辞めてしまうお店やサービスをたくさん見てきました。実際に流行ったり人気が出たりするのはごく一握りで、厳しい競争を勝ち抜いたものだけです。東京の荒波を乗り越えたものだからこそ、日本各地に広まっていくのだ、と今では思っています。

    日々新たなアイデアや企画が街に溢れる様子は、見ていてとても楽しいものです。


  • 後悔したこと

    はっきり言って、上京して後悔したことは一度もないです。
    とは言え、地元に帰った友人を何人も見てきました。こればかりは相性があるので一概には言えません。でも筆者は、良いところ悪いところ含めて、東京が好きです。

以上、「上京の現実と素晴らしさ」でした。
感じ方や考え方が異なる点は当然あると思います。しかし、筆者が経験したこと、感じたことを偽りなく書きました。似たような境遇の人もいるでしょう。少しでも参考になれば幸いです。

働いていれば嫌なことや辛いこともあります。輝やかしい日々だけではありません。しかし、辛いことが霞むくらい、楽しいことが東京には溢れています。今のところ地元に帰る気はありません。

大阪や福岡などにも訪れたことがありますが、どこも素晴らしい街でした。しかし、一つとして同じ街はありません。「都会は東京だけではない」と言いますが、東京は都会だから素晴らしいわけではありません。名古屋には名古屋の、神戸には神戸の魅力があります。そして、東京には東京の魅力があります。都会に住みたいだけならどの都市でも満足できるでしょう。もしも東京しか見えていないなら、絶対に上京するべきです。きっと素晴らしい経験になるはず。後悔のない選択ができるよう、心から願っています。


少しでも心ときめくなら
一度は上京せよ
帰るのはいつでもできる

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東京で暮らす会社員です。
都市や交通について気ままに発信しています。
それなりにリアルかと思います。

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