「ドコモ・バイクシェア」とは
- 自転車のシェアリングサービス
- 一回から使える
- 乗り捨てできる
「ドコモ・バイクシェア」はその名の通り、自転車のシェアリングサービスです。簡単な登録を済ませれば、その場ですぐに自転車を借りることができます。
「シェアリング」と聞くと、月額制やサブスクリプションのイメージがありますが、「ドコモ・バイクシェア」では30分単位でその都度支払いをする使い方ができます。
バイクシェアサービスのポートであればどこでも乗り捨てできるので、様々な交通手段と組み合わせて使うことができます。
こんな方におすすめ
- 屋外の移動が多いビジネスパーソン
- 一区間だけ電車に乗ることが多い方
- 他の人とちょっと差をつけたい方
電車に乗るほどではないけど、歩いて回るにはちょっと疲れる。一駅しか乗らないけれど歩くには遠い。そんな絶妙な距離感のときにおすすめです。また、自転車はいわゆる「ママチャリ」ではなく小さめのスタイリッシュなデザインなので、どんなシーンにも合います。電車と徒歩移動になりがちな都心で、颯爽と駆け抜ける優越感に浸るのもまた良し。
必要なもの
- スマホ
- 必要に応じてICカード
「ドコモ・バイクシェア」の利用にはスマートフォンが必要です。会員登録、鍵の開・鎖錠、自転車の予約などに使用します。交通系ICカードを鍵にすることもできます。筆者はApple Watchに登録した「モバイルSuica」を鍵に設定しています。用途別でカードを使い分けしたい方にも安心です。
詳しくは公式サイトまたはアプリをご確認ください。
良いところ
- 見た目が落ち着いている
- 乗り捨てできる
- 安い
変にオリジナリティ溢れる車体だったり、「〇〇シェアサイクル」といった主張が少ないのが好印象です。ICカードリーダーや後輪に広告がついていることもありますが、都心部ではよくある光景なのでジロジロ見られることも少ないでしょう。
レンタカーのように事前に返却場所を選ぶようなことなく、目に入ったサイクルポートに返却することができます。もちろん地図で事前に確認することもできます。なにより、リーズナブルな価格設定がとても使いやすいです。
知らなかった良いところ
- 自転車は電動
- 事前に予約できる
- 返却時間を気にしなくていい
すべてが電動自転車です。意外と坂の多い都心も楽々移動できます。筆者は「ドコモ・バイクシェア」で初めて電動自転車に乗りましたが、一度覚えてしまったら戻れません。見た目のスタイリッシュさだけではなく使い心地も抜群です。
アプリ上の地図では、現在地に近いサイクルポートを検索できるほか、置かれている自転車の台数やバッテリーの残量までチェックできます。空きがあれば事前に予約することもできるので、行ってみたら自転車がなかった、ということもありません。もちろん予約していなくても、その場で空いている自転車があればすぐに借りることができます。
筆者が一番気に入っている点は、返却時間を気にしなくて良いところ。筆者はレンタルというと、返却時間を気にして最後まで楽しめなかったり、期限ギリギリになって焦る、といった経験をたくさんしてきました。「ドコモ・バイクシェア」の場合には、期限を過ぎると料金は追加されますが、誰かを待たせて迷惑をかけることがないので、最後まで焦らず安全運転できます。筆者は時間が過ぎそうになったら、目的の一つ手前のサイクルポートに置いて時間内に納めることがよくあります。時間と財布と相談して、フレキシブルな使い方ができる点がとても気に入っています。
気を付けるところ
- 屋根があるサイクルポートは少ない
- 自転車の台数に偏りがあることも
- ICカードの残高では支払いができない
サイクルポート(駐輪場)がビルの中にあったり、橋の下に設けられている場合もありますが、屋外のサイクルポートは基本的に屋根が付いていません。
定期的に保守・点検が行われており、ポートによっての台数に偏りがないように調整されていますが、どうしても朝の住宅地のポートは自転車が少なく、駅前のポートは多い傾向にあります。通勤で使う際には、事前にサイクルポートの台数の変化をチェックしておくと良いでしょう。その場に行かずとも、アプリ上でリアルタイムにチェックできます。
支払いは基本的にクレジットカードかd払いです。ICカードは鍵にすることができますが、ICカードの残高で料金を支払うことはできないので注意が必要です。
まとめ
以上、ドコモ・バイクシェアの使い方・レビューでした。
行きはバイクシェア・帰りは電車といった柔軟な使い方ができるので、行動の幅も広がります。
人を介さずに予約・レンタル開始・返却まで完結する点も大きな魅力。ぜひ一度試してみてください。