小路の美学「吉祥寺」




路地裏や横丁って中々歩きづらいです。チキンハートです。なので、昼の明るい時間にちょっとした小路を見かけると、つい入ってしまいます。日の出とともに眠りについたシャッター街には、不思議な余韻を感じます。活気ある夜間にはあまり気になりませんが、一軒一軒のスペースの小ささや道幅の狭さに驚かされます。各店が工夫を凝らしていることはもちろんありますが、人が集うと広く見えるのでしょうか。

自然と体が吸い寄せられる

吉祥寺の繁栄具合は説明するまでもありませんが、最新のモールと昔からの横丁が極近い距離で共存していて、中々興味深いです。駅前から周辺のエリアは、歩行者中心の雰囲気が醸成されていて歩きやすいです(人は多いですが)。「公道」というよりも「テーマパーク」みたいだな、と歩くたびに感じています。「パルコ」や「コピス」のようなモールも、大通りに向かってどっしりと構えているというよりは、商店街から「地続き」になっているようなイメージです。連続性のある街並みなので、筆者も「ここに来たならあの店も行こう」といったような「ついで」を多くしてしまいます。共存共栄を体現するならば、こういう関係性なのではないかなと思います(実際の関係性は分かりませんが)。負けられないけど、いないと困る。皆さんの周りはどうですか。

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東京で暮らす会社員です。
都市や交通について気ままに発信しています。
それなりにリアルかと思います。

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