- 課金制
- 遠くまで走る列車には大体ある
- 足を伸ばしてゆったり座れる
「普通列車グリーン車」はゆったり座れる座席やテーブルがついた、ちょっといい車両のこと。新幹線や特急列車の「グリーン車」はよく聞きますが、首都圏では普通列車にもグリーン車がついています。
グリーン車は追加料金を支払うことで利用できます。予約等は必要ありません。東海道線・横須賀線・総武快速線・宇都宮線・高崎線・常磐線・上野東京ライン・湘南新宿ラインなど、関東近郊を走るJR線の長距離列車についています。今後、中央線にも導入が計画されています。詳しくはJR東日本のサイトをご覧ください。
座席は新幹線や長距離バスのような、進行方向に座席が向いているスタイル。足を伸ばしてゆったり座ることができます。
- 静かに移動したい
- とにかく座りたい
- 金ならある
新幹線や特急列車のような雰囲気で、客室とは別にデッキがあります。駅に着くたびに目の前で人が乗り降りするようなことがありません。走行中も普通の車両と比べて静かです。
座席指定制ではありませんが、ラッシュ時間帯でなければ基本的には座れます。目的地の駅で降りた直後に隣の普通車を見てみると、ぎゅうぎゅう詰めだったこともしばしば。せっかくのお出かけやうまくいった仕事の後に混雑に巻き込まれてしまっては気分も下がります。
料金は別途かかりますが、楽しい旅行や仕事帰りにおススメです。
- 普通グリーン券
- 乗車券or定期券
普通列車グリーン車は「利用する距離」と「購入方法(事前に買うか車内で買うか)」によって料金が異なります。詳しくはJR東日本公式サイトをご覧ください。
普通グリーン券は、乗車券のような紙のタイプと、交通系ICカードに情報を記録するタイプがあります。いずれも駅の券売機で購入できます。購入の際には「A駅からB駅まで」といった感じで、駅名を選択します。他にもモバイルSuicaであればスマートフォンからも購入することができます。
- 座れる
- 足を伸ばせる
- 何をしてもはかどる
課金制なので、普通車に比べて座れる確率は高いです。仮に座れなかった場合には、車内にいる「グリーンアテンダント」に申し出ることで払い戻しの証明を受けることができます。なお、グリーン車にいる限りは立っているだけでもグリーン券が必要なので、速やかに証明をもらうか普通車に移りましょう。
座れたら足を伸ばし、疲れを癒しましょう。ドリンクホルダーやテーブルがついています。グリーンアテンダントさんによる車内販売もあります(飲み物や軽食類が中心)。
静かな環境なので、ただ寝るだけでも課金する甲斐があります。PCをテーブルに置いて仕事をしたり、周りを気にせず本を読んだり、動画を観たり。思い思いの時間を過ごすことができます。
- 席は移動できる
- 列車も乗り換えできる
- トイレ付き
グリーン車に乗り込んだら、座席の上にあるランプの色を確認して座ります。「赤=空席」「青=着席済」です。ICカードの場合は、Suicaマークにタッチするとランプの色が変わります。紙のグリーン券の場合はグリーンアテンダントに券を見せて、色を変えてもらいましょう。座席は指定制ではないので、何度でも席を移動することが出来ます。ICカードの場合は、Suicaマークにもう一度かざすと、色が変わります。
また、違う列車の座席にも移動できます。移動する際の手順は座席を移動するときと同じです。ICカードをかざす度に、グリーン券情報が列車とカードを移動する感じですね。
さらに、普通グリーン車にはトイレと洗面所がついています。
- 満席で座れないこともある
- 窓は開かない
当然ですが、満席の場合もあります。席が空いているかどうかは、乗ってみないと分かりません。新幹線や特急列車と違い事前に予約ができないので、ラッシュ時は注意が必要です。
また、グリーン車は窓が開きません。二階建てになっている席は天井が低く、圧迫感や閉塞感を感じる方もいるかもしれません。車両の端には天井の高い席もあるので、そちらも併せて利用しましょう。
以上、普通列車グリーン車の乗り方・レビューでした。
何気なく走っているグリーン車ですが、一度利用したらその快適さの虜になること間違いなしです。ぜひ一度試してみてください。
筆者は二階建て部分よりも
平屋の部分が好きです
詳しくは公式サイトをご覧ください