当初の計画では先に街を作るはずでしたが、Walker達の無機質さにどうしても没入できず、「人らしい人」を先に作ることにしました。随分時間がかかってしまいましたが、人が歩く姿を見るだけで次々と作りたい景色が浮かんできてきます。先にやってよかったと思います。

この一か月間は「MetaHuman」について学びました。当初はFABで無料で公開されている「CitySample Crowds」を流用しようとしていたのですが、蓋を開けてみるとロジックや使用を高度に理解していないと難しく、断念。基のツールであるMetaHumanから学び始めました。チャットGPTも参考していますが、MetaHumanに関しては「キャラクターを作る」「アニメーションをつける」ことが目的で誰もが同じ道を通るものです。そのため、ブログやYouTubeの解説を主に参考にしました。
当時の私のゴールは、既に自分で作成していた「信号を守るWalker」に人らしい外観を付与する、というものです。言葉だけ聞くと簡単そうですが、着せ替え人形のように単純な話ではなく難航しました。この作業に時間をかける意味があるのか、こんな手探りで本当にゴールにたどり着けるのか、葛藤する日々が続きました。今振り返ると「こうすると上手くいかない」と理解を深めながら進んできたので、一度うまくいった後は応用が利かせられるようになったのは大きな収穫でした。
今回はプリセットとフリーの素材を使い、男性と女性のキャラクターを1パターンずつ作りました。使い方を覚えたらどんな人物でも作ることができるのが、MetaHumanの恐ろしいところです。腕があれば著名人から友人まで、驚くような精度で作ることができます。一度始めたら面白くてやめられません。沼にハマる前に一度距離を置くことにしました。
次は車や鉄道を走らせたいと思っています。人を歩かせるよりは動きが少ないので難易度は低いと信じています。形にするスピードも徐々に上げていきたいものです。
つくった人

- 箱庭を作っています/I’m building a personal world
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