UnrealEngineと私

SimCityやCitiesSkylinesが大好きで、外が明るくなるまで遊んだものでした。ところが、あるときを境に途中で投げ出すようになりました。作っては消し、作っては消しを繰り返す日々です。あまりにも時間を無駄にしていたので、真剣に考えました。

外を歩いていると「この景色いいなあ」「こんな街並み作りたいなあ」と街づくりゲーム欲が湧いてきます。早速帰って試してみると、また納得いきません。そのときは「ゲームだから」だろうと思いました。とてもリアルで見ていて楽しいのですが、現実と混同するようなことはありません。自分はそこに納得がいっていないのだと思っていました。

その後、UnrealEngineと出会ったのは、浅野いにおさんのYouTube配信でした。プンプンをリアルタイムで買ったり、イソベやんのTシャツだけで部屋着が回るくらいには、いにおさんの漫画が好きです。自分の日常と繋がっていると思わせるようなリアルな街の描写がいにおさんの作品の魅力の一つです。「MUJINA INTO THE DEEP」では架空の街を舞台に物語が進んでいきますが、その街はUnrealEngineでいにおさんが作った、いにおさんだけの街です。欲しい絵や画角があれば全部自分で作ってしまおう、という発想は私にとって目から鱗でした。そのときに、私の納得いかない理由がよく分かりました。街づくりゲームは一見自由度が高いですが、使えるアセットや配置できる場所は決まっています。選択肢が限られていることには変わりはなく、真の意味で自分の作りたい街が作れないのだと気が付きました。PCやCGの知識はほとんどない中でしたが、これは時間をかけてでもやるべきことだと思ったのです。

学び始めてから一ヶ月ほど経ちました。手探りで粗はありますが、少しずつ形になってきました。当面は好き勝手に作った街を地道に記録していく予定ですが、紹介できるような経験や発見があれば紹介したいと思います。

つくった人

金子F次朗 / KANEKO F-Jiro
金子F次朗 / KANEKO F-Jiro
箱庭を作っています/I’m building a personal world
新しいコンテンツ
目次